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Life is alright

最近、20年来の友人、調理学校時代のクラスメイト、語学交流のためのペンパルに、それぞれ悲しい出来事がありました。

どんな言葉をかけたらいいのかわからなくて、不甲斐なく思うことばかり。

結局いつもたいした言葉もかけられないので、私にできることは「あなたのことを気にかけている人がここにいるよ」ということを伝えることくらいなのかもしれません。

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私には、なにか悲しい出来事があると、思い出す曲があります。

一青窈さんの「ドミノ」という曲。

ある一節が、理不尽な悲しい出来事への痛いほどの切実な想いを表しているように思えて、ふとしたときにこの曲が頭に浮かぶのです。

一青窈さんの生い立ちに少し触れると、彼女は台湾人のお父さんと日本人のお母さんを持ち、台湾で生まれました。

その後、お父さんを台湾に残し、お母さん、お姉さんとともに日本で暮らし始めます。

離れて暮らすお父さんとは、手紙のやりとりが親子にとっての大切な交流となっていました。

しかし、小学校低学年のときに、そのお父さんが病気で亡くなってしまいます。

一青窈さんは、お父さんが亡くなったあとも手紙を書き続け、行き場を失った手紙がたまっていきました。

やがて、お母さんも高校生の時に亡くなってしまい、のちに一青窈さんご本人は「(母親について)想いを巡らすだけで涙がでてくる」とお話されています。

そして、ご両親に届けることができなかった言葉や思いを、詩に託すようになったそうです。

一青窈さんは、不幸が何度も訪れたり、大切なものを失うことの理不尽さを幼いころから否応なしに経験させられてきたのだと思います。

それを知ってこの歌を聴くと


"神様が意地悪した!って 試練ばっか、何度もなぐさめられないよ"


という一節に、幼いころの彼女の涙が閉じ込められているような気持ちになるのです。

でも、Life is alright きっと大丈夫。

そんなふうに自分に言い聞かせているような、悲しみや切なさを軽快なメロディーに隠しているような曲です。



なにかやりきれないようなことがあったとき、よかったら聴いてみてください。

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