《レシピ》ココナッツとバナナの芳醇パウンドケーキ ~デコレーション編~★★★
以前ご紹介したココナッツとバナナの芳醇パウンドケーキ、今回はデコレーション編をご紹介したいと思います。
もともとはシンプルなケーキで、そのまま食べていただいても、簡単にホイップクリームを添えていただくだけでも、とっても美味しいんです。

しかしながら、これからご紹介するホワイトチョコレートとココナッツミルクを合わせたリッチなクリームでデコレーションすると、もう最高



私、ホワイトチョコレートとココナッツの組み合わせが大好きなんですよね~
ちょっと面倒かもしれませんが、かけた手間は報われると保証します


《材料》
ココナッツとバナナの芳醇パウンドケーキ 1台
ココナッツロング 20g程度
〔ホワイトチョコレートとココナッツのクリーム〕
ホワイトチョコレート 55g
ココナッツミルクパウダー 30g
生クリーム 70g+110g
ラム酒 小さじ1
《下準備》
◆ パウンドケーキは焼き上がったら完全に冷ましておく。
《作り方》
① クリームをつくる。ホワイトチョコレート、ココナッツミルクパウダー、生クリーム70gを耐熱ボウルに入れ、電子レンジ600Wで1分程度温める。
② 一度全体を混ぜ、さらに1分レンジにかける。ボウルの底を触ってしっかり温まっていれば、そのまましばらくおいて余熱でチョコレートを溶かす。
③ チョコレートが柔らかくなったら、泡立て器で静かに混ぜて乳化させ、ガナッシュをつくる。
④ ガナッシュを冷蔵庫に入れ、10分ごとに全体を混ぜて、軽くとろみがつくまで冷やす。
⑤ ④に生クリーム110gとラム酒を加え、ボウルの底を氷水に当てながら、8分立てになるまで泡立る。大きめの平口金(解説欄参照)をつけた絞り袋に移す。
⑥ パウンドケーキを水平に3枚にスライスする。
⑦ 平口金のギザギザした方が下になるように(絞り出したクリームが平らで滑らかな状態で出てくるように)持ち、スライスしたケーキのうち一番下の段の上面にクリームを万遍なく絞り出す。真ん中の段のケーキを重ね、その上面にクリームを同様に絞り出し、最後に上の段のケーキを重ねる。
⑧ ケーキ全体の高さや幅などが揃っているか確認し、残りのクリームで表面全体を覆うように絞る。必要に応じてナッペベラで表面を軽く均して整える。
⑨ ココナッツロングを表面全体にまぶしつける。冷蔵庫で数時間休ませ、クリームを落ち着かせてから、軽く温めた包丁でカットする。
《解説》
◆ 電子レンジにかけられる耐熱ボウルを持っておくと、お菓子づくりのときに何かと便利です。以前はパイレックスなどの重たいガラス製が主流でしたが、最近はポリカーボネイト製の軽いものもたくさん出ているので、扱いも楽になりました。おすすめです。
◆ チョコレートは熱に弱く、高温になりすぎると分離したり、焦げたりすることもあります。なので、本当は電子レンジで溶かすのはおすすめしないのですが(笑)、慣れると楽なんですよねー。ガナッシュの場合は、チョコレート以外のものが入るので、失敗はしづらいです。面倒がって一度に長い時間レンジにかけるのではなく、こまめにチェックして混ぜながら温めるのが失敗を防ぐコツなので、目を離ささず1分ずつレンジにかけるようにしてくださいね。電子レンジにかける耐熱ボウルがない場合は、通常どおり湯せんにかけていただいてもよいですが、この場合も高温になりすぎないように気をつけてください。
◆ ココナッツミルクパウダーは以前パンナコッタでも使用していますが、ココナッツミルクをそのまま使うのとは異なり、水っぽくならずにココナッツの風味を加えることができるので、とても便利です。今回のようにチョコレートやクリームと合わせてガナッシュにするのは、パウダーならではの使い方です。私が使用しているのはチャオタイのパウダーで、ココナッツクリームパウダーという名称ですが、基本的には他のメーカーが出しているココナッツミルクパウダーと同じです。通常は温めた液体を少しずつ加えて溶き伸ばしますが、今回はガナッシュで濃度のあるものと混ぜ合わせるので、最初から合わせておいても問題なく混ざります。
◆ 平口金(片目口金)は、少し大きめのものがおすすめです。ない場合は通常のナッペと同じようにクリームをナッペベラ(パレットナイフ)で伸ばしていただければ大丈夫です。ただ、チョコレート入りのクリームは分離しやすいので、なるべくクリームをいじらない方がよいのです(均すために何度も触るとクリームが分離する原因になります。)。そのため、平口金を使った方が、クリームを触る回数が少なくなり、クリームをよい状態に保つことができます。口金を使わずに伸ばす場合は、クリームの触りすぎに注意し、多少の凸凹があっても気にしないでください。最終的にはココナッツをまぶすので、そんなに綺麗に仕上げなくても大丈夫です。
◆ パウンドケーキをスライスする場合は、ルーラーがあると便利ですが、欲しい高さにするには何種類も揃える必要があります。とはいえ、ミリ単位で好きな厚みにできるので、クッキー生地を伸ばしたりする際にも使えます。他方、もっと手頃価格で手に入るものでは、スライサー用補助具というものがあります。細かい高さ設定はできませんが、何種類かの高さから選べるので、スポンジ等をスライスする分には問題なく使えます。用途に合わせて持っておくと便利ですよ。
◆ ココナッツにはファインタイプとロングタイプがあります。パウンドケーキに混ぜ込むのには細かいファインタイプを使用し、仕上げにはロングタイプを使いましたが、仕上げもすべてファインタイプを使っていただいても構いません(ちょっと見た目の雰囲気は変わります。)。ココナッツは古くなってくると黄ばんできてしまうので、買い溜めはあまりおすすめしません。少量ずつ使う分だけ買った方が、色も香りもよい状態で使えると思います。

ココナッツ好きにはたまらないケーキになっています。
よかったらぜひお試しください
もともとはシンプルなケーキで、そのまま食べていただいても、簡単にホイップクリームを添えていただくだけでも、とっても美味しいんです。

しかしながら、これからご紹介するホワイトチョコレートとココナッツミルクを合わせたリッチなクリームでデコレーションすると、もう最高




私、ホワイトチョコレートとココナッツの組み合わせが大好きなんですよね~

ちょっと面倒かもしれませんが、かけた手間は報われると保証します



《材料》
ココナッツとバナナの芳醇パウンドケーキ 1台
ココナッツロング 20g程度
〔ホワイトチョコレートとココナッツのクリーム〕
ホワイトチョコレート 55g
ココナッツミルクパウダー 30g
生クリーム 70g+110g
ラム酒 小さじ1
《下準備》
◆ パウンドケーキは焼き上がったら完全に冷ましておく。
《作り方》
① クリームをつくる。ホワイトチョコレート、ココナッツミルクパウダー、生クリーム70gを耐熱ボウルに入れ、電子レンジ600Wで1分程度温める。
② 一度全体を混ぜ、さらに1分レンジにかける。ボウルの底を触ってしっかり温まっていれば、そのまましばらくおいて余熱でチョコレートを溶かす。
③ チョコレートが柔らかくなったら、泡立て器で静かに混ぜて乳化させ、ガナッシュをつくる。
④ ガナッシュを冷蔵庫に入れ、10分ごとに全体を混ぜて、軽くとろみがつくまで冷やす。
⑤ ④に生クリーム110gとラム酒を加え、ボウルの底を氷水に当てながら、8分立てになるまで泡立る。大きめの平口金(解説欄参照)をつけた絞り袋に移す。
⑥ パウンドケーキを水平に3枚にスライスする。
⑦ 平口金のギザギザした方が下になるように(絞り出したクリームが平らで滑らかな状態で出てくるように)持ち、スライスしたケーキのうち一番下の段の上面にクリームを万遍なく絞り出す。真ん中の段のケーキを重ね、その上面にクリームを同様に絞り出し、最後に上の段のケーキを重ねる。
⑧ ケーキ全体の高さや幅などが揃っているか確認し、残りのクリームで表面全体を覆うように絞る。必要に応じてナッペベラで表面を軽く均して整える。
⑨ ココナッツロングを表面全体にまぶしつける。冷蔵庫で数時間休ませ、クリームを落ち着かせてから、軽く温めた包丁でカットする。
《解説》
◆ 電子レンジにかけられる耐熱ボウルを持っておくと、お菓子づくりのときに何かと便利です。以前はパイレックスなどの重たいガラス製が主流でしたが、最近はポリカーボネイト製の軽いものもたくさん出ているので、扱いも楽になりました。おすすめです。
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◆ チョコレートは熱に弱く、高温になりすぎると分離したり、焦げたりすることもあります。なので、本当は電子レンジで溶かすのはおすすめしないのですが(笑)、慣れると楽なんですよねー。ガナッシュの場合は、チョコレート以外のものが入るので、失敗はしづらいです。面倒がって一度に長い時間レンジにかけるのではなく、こまめにチェックして混ぜながら温めるのが失敗を防ぐコツなので、目を離ささず1分ずつレンジにかけるようにしてくださいね。電子レンジにかける耐熱ボウルがない場合は、通常どおり湯せんにかけていただいてもよいですが、この場合も高温になりすぎないように気をつけてください。
◆ ココナッツミルクパウダーは以前パンナコッタでも使用していますが、ココナッツミルクをそのまま使うのとは異なり、水っぽくならずにココナッツの風味を加えることができるので、とても便利です。今回のようにチョコレートやクリームと合わせてガナッシュにするのは、パウダーならではの使い方です。私が使用しているのはチャオタイのパウダーで、ココナッツクリームパウダーという名称ですが、基本的には他のメーカーが出しているココナッツミルクパウダーと同じです。通常は温めた液体を少しずつ加えて溶き伸ばしますが、今回はガナッシュで濃度のあるものと混ぜ合わせるので、最初から合わせておいても問題なく混ざります。
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◆ 平口金(片目口金)は、少し大きめのものがおすすめです。ない場合は通常のナッペと同じようにクリームをナッペベラ(パレットナイフ)で伸ばしていただければ大丈夫です。ただ、チョコレート入りのクリームは分離しやすいので、なるべくクリームをいじらない方がよいのです(均すために何度も触るとクリームが分離する原因になります。)。そのため、平口金を使った方が、クリームを触る回数が少なくなり、クリームをよい状態に保つことができます。口金を使わずに伸ばす場合は、クリームの触りすぎに注意し、多少の凸凹があっても気にしないでください。最終的にはココナッツをまぶすので、そんなに綺麗に仕上げなくても大丈夫です。
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◆ パウンドケーキをスライスする場合は、ルーラーがあると便利ですが、欲しい高さにするには何種類も揃える必要があります。とはいえ、ミリ単位で好きな厚みにできるので、クッキー生地を伸ばしたりする際にも使えます。他方、もっと手頃価格で手に入るものでは、スライサー用補助具というものがあります。細かい高さ設定はできませんが、何種類かの高さから選べるので、スポンジ等をスライスする分には問題なく使えます。用途に合わせて持っておくと便利ですよ。
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◆ ココナッツにはファインタイプとロングタイプがあります。パウンドケーキに混ぜ込むのには細かいファインタイプを使用し、仕上げにはロングタイプを使いましたが、仕上げもすべてファインタイプを使っていただいても構いません(ちょっと見た目の雰囲気は変わります。)。ココナッツは古くなってくると黄ばんできてしまうので、買い溜めはあまりおすすめしません。少量ずつ使う分だけ買った方が、色も香りもよい状態で使えると思います。
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ココナッツ好きにはたまらないケーキになっています。
よかったらぜひお試しください

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