《レシピ》チキントルティーヤスープ★★
いろいろな機会でモニターとして関わらせていただいているレシピブログさん。
昨年4月から一年間、ネクストフーディスト3期生として様々な企画に携わらせていただきました。
そして、今年4月からは、スパイスアンバサダーとして活動させていただくこととなりました。

現在の本業の方では、海外から来日している方や海外からオンラインで参加している方たちを対象に料理を教えているので、様々なスパイスを使う機会があります。
特にヴィーガンやベジタリアン向けの料理では、動物性の材料が制限されるため、どうしても旨味などが不足しがちで、スパイスで味にメリハリをつけて補う必要があったりします。
今回、こうしてスパイスアンバサダーに就任させていただいたことで、ますます勉強する機会が増え、私自身のスキルアップのためにも非常にありがたいことだと思っています。
きっと、みなさんのキッチンにも、「買ったはいいけど使い道が分からず眠っている」スパイスがあるかと思いますので、少しでもこのブログを通して、スパイスに親しみを感じていただけるようになれば・・・そして、みなさんの日常にスパイスを取り入れるお手伝いができれば嬉しいです

さて、今回「ハウス食品×レシピブログ」のモニターコラボ企画でいただいたスパイスのモニタープレゼントはなんと17種類!!!笑
その中から、今回はこちらの4品を使用させていただきました。

クミン、パプリカ、レッドペッパー、ローリエ。
それぞれ、少し簡単に解説させていただきますね。
《クミン》
個人的に、最も使いやすいスパイスのひとつ=スパイスに迷ったらとりあえずコレ!的な存在(笑)
いわゆる「カレーの香り」ですが、刺激はほとんどなく、私のように辛いものが苦手な方でも美味しくスパイシーな料理を楽しめるのがこのクミンの素晴らしいところ。
インドのミックススパイスとして有名なガラムマサラなどにも使われており、タジン料理やクスクスなどにも欠かせません。
トマト系の料理との相性が非常によいので、今回のスープにも使用しているのですが、肉や魚との相性もよい万能スパイスです。
《パプリカ》
唐辛子に似た香りを持ちますが、辛みはありません。
味はマイルドな苦みがあり、それがスパイスとして料理に加わることで、味に深みが出ます。
もちろん、色味としてもアクセントになるので、サラダや目玉焼きなどにかけて使われたりもします。
海外ではスモークされたタイプもよく使われていますが、日本ではスモークタイプはあまりみかけません。
グヤーシュと呼ばれるハンガリーの煮込み料理に使われたり、他のスパイスや塩と合わせてBBQの下味に使われたりもします。
《レッドペッパー》
言わずもがな、唐辛子を細かくしたもので、もちろん辛いです(笑)
ブランドによると思いますが、ギャバンさんの場合は、粉末とフレークの間くらいの粒感です。
辛いものがお好きな方は、手軽に辛みを足せる便利なアイテム。
私のように辛いのが苦手な人は、量を見誤ると大やけど!
日本人にとっては意外かもしれませんが、メキシコではマンゴーにかけて食べたりもする、南国フルーツと相性のよいスパイスでもあります。
私のブログでもいつかマンゴー×唐辛子のレシピが登場する・・・かも?!
《ローリエ》
最も使いやすいハーブのひとつ、ローリエ。
ベイリーフ、月桂樹の名でも知られていますね。
清涼感のある香りで、肉や魚の臭み消しにも役立ちます。
スープや煮込み料理にとりあえず入れておくと、香りが豊かになって美味しくなる・・・という便利なアイテム。
家に常備しておいて損はありません。
さて、今回のスパイスブログのテーマは「スパイスを使って世界の朝ごはんを作ろう!<おかず・スープ編>」。
そして、上記4点のスパイスとハーブを使ってつくった料理がこちら。

チキントルティーヤスープ
野菜たっぷり、鶏肉たっぷり、ピリッとした辛みとトルティーヤチップスの食感がたまらない食べ応えのあるスープです。
身体も温まるし、朝から元気になれますよ

このスープを知ったのは、職場の仲間であるアメリカのシェフがきっかけでした。
アメリカって、メキシコ料理がとても愛されていますよね。
チキントルティーヤスープも、アメリカではとてもメジャーなスープのようです。
向こうでは細切りにして揚げたトルティーヤチップスを使用するのですが、今回は手軽に市販のスナックのトルティーヤチップスを使用してみました。
大体のレシピでは、トマトスープで鶏肉を煮込んでから取り出して手で裂くのですが、鶏肉のしっとりとした火通りや作業の清潔感にこだわりたい私は、鶏肉を別茹でする方法にアレンジしてみました。
アボカドやサワークリームが辛みを和らげてくれるので、辛いのがあまり得意でない方でも美味しく食べていただけると思います!
材料が多いため★2つとしましたが、調理工程自体はさほど難しくないので、ぜひお試しください♪

《材料》4~5人分
鶏胸肉 1枚(250~300g)
玉ねぎ 1個
人参 50g
セロリ 50g
オリーブ油 大さじ2
ダイストマト缶 1缶(400g)
ローリエ 1枚
ライム果汁 1/4個分
塩・挽きたて白こしょう
〔A〕
にんにく 2個
クミンパウダー 小さじ1 1/2
パプリカパウダー 小さじ1
レッドペッパーパウダー(またはチリペッパー、カイエンペッパー) 小さじ1/4~(お好みで調整)
〔B〕
鶏胸肉の茹で湯 500ml
チキンブイヨン 固形1個または顆粒小さじ2
ミックスビーンズ(ドライパック) 100g
スイートコーン缶 100g
ハラペーニョピクルス 15g
〔トッピング〕お好みで
トルティーヤチップス お好きなだけ
アボカド 大1個
シュレッドチーズ(細切りタイプ) 適量
サワークリーム 80g程度
コリアンダー(またはイタリアンパセリ) 適量
ライムのくし切り 4~5切れ
《下準備》
◆ 鍋に湯を沸かし、1%の塩を加え、鶏肉を入れる。蓋をして弱火で1~2分加熱し、火を止め、そのまましばらくおいてゆっくり火を通す。手で持っても熱くない程度の温度になったら鶏肉を取り出し、皮を剥がし取り、身を手で細く裂く。
◆ 鶏肉の茹で湯は、灰汁を取り除き、500ml計量してチキンブイヨンを溶かす。
◆ 玉ねぎ、人参、セロリは1cm角に切る。
◆ にんにくはみじん切りにする。
◆ ハラペーニョは粗みじん切りにする。
◆ アボカドは1.5cm角程度に切る。
◆ コリアンダーは粗みじん切りにする。
《作り方》
① 鍋にオリーブ油をひき、玉ねぎ、人参、セロリと塩ひとつまみを加え、しんなりするまで弱火で炒める。
② 〔A〕を加えて1分程度炒める。
③ トマト缶とローリエを加えて火を強め、沸騰したら弱火にして蓋をし、5分程度煮込む。
④ 〔B〕を加えて火を強め、沸騰したら弱火にして蓋をし、5分程度煮込む。
⑤ 鶏肉を加えてひと煮立ちし、ライム果汁を加え、塩・こしょうで味を調える。
⑥ 器に盛りつけ、お好みでアボカド、シュレッドチーズ、サワークリームをトッピングし、コリアンダーを散らす。トルティーヤチップスとライムのくし切りを添える。
《解説》
◆ にんにくのみじん切りにはガーリックプレスがあると便利です。私が使用しているのはRosleのガーリックプレスで、網目の部分が可動式なので、掃除がとても楽でおすすめです。少々お値段が張りますが、このタイプのプレスの中では一番使いやすいと思います(ちなみに新型モデルも出ていますが、旧型モデルの方が洗いやすいのでおすすめです。下記商品リンクは旧型のものです)。また、機能性より手入れのしやすさ(洗いやすさ)や収納性を重視するのであれば、シンプルなつくりのものがよいかと思います。
◆ ミックスビーンズは、ドライパックタイプを常備しておくと、手軽にサラダなどにもそのまま加えて使えるので便利です。もしドライパックタイプがなければ水煮タイプでも大丈夫ですが、その場合は水気を切って計量してください。
◆ ハラペーニョピクルスは、 KALDIなどの輸入食材店で取り扱いがあります。もしお近くで手に入らなければ、省略していただいても大丈夫です。サンドイッチにちょっと挟んだり、刻んでサラダに加えたりしてもアクセントになりますよ
◆ シュレッドチーズは、スープにそのまま乗せればすぐに溶ける細切りタイプをおすすめします。私は地元のスーパーで購入できる100%モッツァレラタイプの細切りシュレッドチーズを使用しています。

私もすでに何度かリピートしているお気に入りのスープですので、ぜひメキシカンな味を楽しんでみてください

昨年4月から一年間、ネクストフーディスト3期生として様々な企画に携わらせていただきました。
そして、今年4月からは、スパイスアンバサダーとして活動させていただくこととなりました。

現在の本業の方では、海外から来日している方や海外からオンラインで参加している方たちを対象に料理を教えているので、様々なスパイスを使う機会があります。
特にヴィーガンやベジタリアン向けの料理では、動物性の材料が制限されるため、どうしても旨味などが不足しがちで、スパイスで味にメリハリをつけて補う必要があったりします。
今回、こうしてスパイスアンバサダーに就任させていただいたことで、ますます勉強する機会が増え、私自身のスキルアップのためにも非常にありがたいことだと思っています。
きっと、みなさんのキッチンにも、「買ったはいいけど使い道が分からず眠っている」スパイスがあるかと思いますので、少しでもこのブログを通して、スパイスに親しみを感じていただけるようになれば・・・そして、みなさんの日常にスパイスを取り入れるお手伝いができれば嬉しいです


さて、今回「ハウス食品×レシピブログ」のモニターコラボ企画でいただいたスパイスのモニタープレゼントはなんと17種類!!!笑
その中から、今回はこちらの4品を使用させていただきました。

クミン、パプリカ、レッドペッパー、ローリエ。
それぞれ、少し簡単に解説させていただきますね。
《クミン》
個人的に、最も使いやすいスパイスのひとつ=スパイスに迷ったらとりあえずコレ!的な存在(笑)
いわゆる「カレーの香り」ですが、刺激はほとんどなく、私のように辛いものが苦手な方でも美味しくスパイシーな料理を楽しめるのがこのクミンの素晴らしいところ。
インドのミックススパイスとして有名なガラムマサラなどにも使われており、タジン料理やクスクスなどにも欠かせません。
トマト系の料理との相性が非常によいので、今回のスープにも使用しているのですが、肉や魚との相性もよい万能スパイスです。
《パプリカ》
唐辛子に似た香りを持ちますが、辛みはありません。
味はマイルドな苦みがあり、それがスパイスとして料理に加わることで、味に深みが出ます。
もちろん、色味としてもアクセントになるので、サラダや目玉焼きなどにかけて使われたりもします。
海外ではスモークされたタイプもよく使われていますが、日本ではスモークタイプはあまりみかけません。
グヤーシュと呼ばれるハンガリーの煮込み料理に使われたり、他のスパイスや塩と合わせてBBQの下味に使われたりもします。
《レッドペッパー》
言わずもがな、唐辛子を細かくしたもので、もちろん辛いです(笑)
ブランドによると思いますが、ギャバンさんの場合は、粉末とフレークの間くらいの粒感です。
辛いものがお好きな方は、手軽に辛みを足せる便利なアイテム。
私のように辛いのが苦手な人は、量を見誤ると大やけど!

日本人にとっては意外かもしれませんが、メキシコではマンゴーにかけて食べたりもする、南国フルーツと相性のよいスパイスでもあります。
私のブログでもいつかマンゴー×唐辛子のレシピが登場する・・・かも?!

《ローリエ》
最も使いやすいハーブのひとつ、ローリエ。
ベイリーフ、月桂樹の名でも知られていますね。
清涼感のある香りで、肉や魚の臭み消しにも役立ちます。
スープや煮込み料理にとりあえず入れておくと、香りが豊かになって美味しくなる・・・という便利なアイテム。
家に常備しておいて損はありません。
さて、今回のスパイスブログのテーマは「スパイスを使って世界の朝ごはんを作ろう!<おかず・スープ編>」。
そして、上記4点のスパイスとハーブを使ってつくった料理がこちら。

チキントルティーヤスープ
野菜たっぷり、鶏肉たっぷり、ピリッとした辛みとトルティーヤチップスの食感がたまらない食べ応えのあるスープです。
身体も温まるし、朝から元気になれますよ


このスープを知ったのは、職場の仲間であるアメリカのシェフがきっかけでした。
アメリカって、メキシコ料理がとても愛されていますよね。
チキントルティーヤスープも、アメリカではとてもメジャーなスープのようです。
向こうでは細切りにして揚げたトルティーヤチップスを使用するのですが、今回は手軽に市販のスナックのトルティーヤチップスを使用してみました。
大体のレシピでは、トマトスープで鶏肉を煮込んでから取り出して手で裂くのですが、鶏肉のしっとりとした火通りや作業の清潔感にこだわりたい私は、鶏肉を別茹でする方法にアレンジしてみました。
アボカドやサワークリームが辛みを和らげてくれるので、辛いのがあまり得意でない方でも美味しく食べていただけると思います!
材料が多いため★2つとしましたが、調理工程自体はさほど難しくないので、ぜひお試しください♪

《材料》4~5人分
鶏胸肉 1枚(250~300g)
玉ねぎ 1個
人参 50g
セロリ 50g
オリーブ油 大さじ2
ダイストマト缶 1缶(400g)
ローリエ 1枚
ライム果汁 1/4個分
塩・挽きたて白こしょう
〔A〕
にんにく 2個
クミンパウダー 小さじ1 1/2
パプリカパウダー 小さじ1
レッドペッパーパウダー(またはチリペッパー、カイエンペッパー) 小さじ1/4~(お好みで調整)
〔B〕
鶏胸肉の茹で湯 500ml
チキンブイヨン 固形1個または顆粒小さじ2
ミックスビーンズ(ドライパック) 100g
スイートコーン缶 100g
ハラペーニョピクルス 15g
〔トッピング〕お好みで
トルティーヤチップス お好きなだけ

アボカド 大1個
シュレッドチーズ(細切りタイプ) 適量
サワークリーム 80g程度
コリアンダー(またはイタリアンパセリ) 適量
ライムのくし切り 4~5切れ
《下準備》
◆ 鍋に湯を沸かし、1%の塩を加え、鶏肉を入れる。蓋をして弱火で1~2分加熱し、火を止め、そのまましばらくおいてゆっくり火を通す。手で持っても熱くない程度の温度になったら鶏肉を取り出し、皮を剥がし取り、身を手で細く裂く。
◆ 鶏肉の茹で湯は、灰汁を取り除き、500ml計量してチキンブイヨンを溶かす。
◆ 玉ねぎ、人参、セロリは1cm角に切る。
◆ にんにくはみじん切りにする。
◆ ハラペーニョは粗みじん切りにする。
◆ アボカドは1.5cm角程度に切る。
◆ コリアンダーは粗みじん切りにする。
《作り方》
① 鍋にオリーブ油をひき、玉ねぎ、人参、セロリと塩ひとつまみを加え、しんなりするまで弱火で炒める。
② 〔A〕を加えて1分程度炒める。
③ トマト缶とローリエを加えて火を強め、沸騰したら弱火にして蓋をし、5分程度煮込む。
④ 〔B〕を加えて火を強め、沸騰したら弱火にして蓋をし、5分程度煮込む。
⑤ 鶏肉を加えてひと煮立ちし、ライム果汁を加え、塩・こしょうで味を調える。
⑥ 器に盛りつけ、お好みでアボカド、シュレッドチーズ、サワークリームをトッピングし、コリアンダーを散らす。トルティーヤチップスとライムのくし切りを添える。
《解説》
◆ にんにくのみじん切りにはガーリックプレスがあると便利です。私が使用しているのはRosleのガーリックプレスで、網目の部分が可動式なので、掃除がとても楽でおすすめです。少々お値段が張りますが、このタイプのプレスの中では一番使いやすいと思います(ちなみに新型モデルも出ていますが、旧型モデルの方が洗いやすいのでおすすめです。下記商品リンクは旧型のものです)。また、機能性より手入れのしやすさ(洗いやすさ)や収納性を重視するのであれば、シンプルなつくりのものがよいかと思います。
リンク
リンク
◆ ミックスビーンズは、ドライパックタイプを常備しておくと、手軽にサラダなどにもそのまま加えて使えるので便利です。もしドライパックタイプがなければ水煮タイプでも大丈夫ですが、その場合は水気を切って計量してください。
リンク
◆ ハラペーニョピクルスは、 KALDIなどの輸入食材店で取り扱いがあります。もしお近くで手に入らなければ、省略していただいても大丈夫です。サンドイッチにちょっと挟んだり、刻んでサラダに加えたりしてもアクセントになりますよ

リンク
◆ シュレッドチーズは、スープにそのまま乗せればすぐに溶ける細切りタイプをおすすめします。私は地元のスーパーで購入できる100%モッツァレラタイプの細切りシュレッドチーズを使用しています。

私もすでに何度かリピートしているお気に入りのスープですので、ぜひメキシカンな味を楽しんでみてください


- 関連記事
-
-
《レシピ》ホタルイカとアスパラガスのパスタ、フレッシュトマトソース★★
-
《レシピ》チキントルティーヤスープ★★
-
《レシピ》サーモンと彩り野菜のケークサレ★★
-
スポンサーリンク