fc2ブログ

文通から学ぶ食文化

先日、久しぶりに関東で大きな地震がありましたね。

スマホから発せられる緊急地震速報の音って、何度聞いても慣れないというか・・・不安を駆り立てる音ですよね。

まぁ慣れてしまっては困るし、注意喚起するための音なのですから、目的には合っているのですが。

そういえば、今の会社に転職した際に、カリフォルニアで研修を受け、フリーの最終日にひとりで観光していたときにも、突然スマホがけたたましく鳴り出しました。

そのときは、たしか火事の警報だったかな。

ちょうどwildfireの時期でもあり、ニュースではずっと大規模な火事の話題が取り上げられていました。

海外での突然の警報には驚きましたが、同時に、何も設定していなくても、海外でも災害の緊急速報が受け取れるんだなぁということに感心しました。

普段そんな設定なんて気にしていないからこそ、誰がどこにいても通知を受け取ることができる、ということがとても重要なことですよね。


**********



さて、今日は文通のおはなし。

半年近く前に、InstagramのDMで「ご当地フォルムカードを集めているのでカードのswapをして欲しい」と連絡をくれた、香港在住のEdward。

前回の文通についての記事でも書きましたが、海外では日本の郵便局が販売しているご当地フォルムカードをGotochi Cardと呼んで集めている方たちがいるんですよね。



Edwardも今、日本全国の都道府県をコンプリートしようと頑張っているそうです。

そんなEdwardがくれたのが、こちらのカード。

postcard001.jpg

postcard002モザイク

これを受け取ったときに、小さな感動がありました。

右下に、郵便配達員の方に向けて、感謝と応援のメッセージが添えられていたのです。

postcard002メッセージ

「郵便配達員ありがとう!コロナに負けるな!」

なんだかじーんときてしまいました。

1年半ものあいだ、こんな状況が続いている中で、変わらず郵便を届け続けてくれている方たちへの感謝を忘れてはいけないですよね。

香港の郵便配達員も日本の郵便配達員もこのメッセージが読めるように、両方の言語で書いてくれていることに、なおさら温かみを感じました。

配達員の方たちは、きっと目を通してなんかいないと思うけれど、それでも、こういう気持ちを持って文通をしなければいけないよなぁ・・・と改めて気づかされました。

素敵なものをシェアしてもらったような気がして、とても嬉しくなりました。

私が返信で送ったのは、東京駅のご当地フォルムカードです。

ご当地フォルムカード

切手2

切手は2008年に発売された北海道洞爺湖サミット記念のもの。

文通をされない方にはまったく役に立たない豆知識ですが、海外へのポストカードは、70円で届くんです。

地域に関係なく、全世界どこへでも70円。

安くないですか?!

国内の場合、ポストカードが63円、封書が84円。

エアメールのポストカードは国内の封書よりも安く届けてもらえるんですよ・・・?

しかも、ご当地フォルムカードのように定形サイズより大きいポストカードの場合、国内だと定形外の封書と同じ扱いになるので120円かかるんです。

でも、海外へのエアメールの場合、グリーティングカードというシステムがありまして、Greetingと記載して出せばアジア圏だと90円で出せるのです。

国内宛てに出すより安いじゃん!!!っていうね。

インターネットがあたりまえに普及している今、郵便でやりとりをする人なんてもう限られているのかもしれませんが、私はこのエアメールのお手頃価格は密かにすごいことだと思っています。

今はコロナの影響で郵便サービスがストップしてしまっている地域もあるのですが、早くまた世界中の人と郵便で繋がることができる日常に戻るよう、願っています。

ところで、文通をしていると、私が料理を職にしていることを知っているからか、食べ物に関連するポストカードや切手を選んでくださる方がたくさんいます。

今回のEdwardのポストカードに貼られた一番右の切手は、香港の食べ物シリーズの切手で、別の方もちょうど同じシリーズの切手を送ってくれました。

切手


左は、「煎醸三寶」と呼ばれる香港の屋台料理。

英訳では"Stuffed Three Treasures"と表記されているとおり、詰め物をした3つの宝物、という意味を持つそうです。

魚のすり身を使った詰め物料理で、実際には3つ以上の様々な種類があるそうですが、主になす、ピーマン、厚揚げに詰めたものが多いようです。

切手の絵は、なすとピーマン2種・・・でしょうか・・・?

右は、「菠蘿油」と呼ばれる香港で人気の菓子パン。

「菠蘿包」と呼ばれる甘いパンにバターを挟んだのが菠蘿油です。

切手に表示されている英訳で"Buttered Pineapple Bun"となっているとおり、菠蘿はパイナップルを意味するそうです。

しかし実は、名前にパイナップルが入っているものの、パイナップルを使っているわけではなく、表面の見た目がパイナップルに似ていることからそう呼ばれているそうです。

パンの上に乗せたクッキー生地のようなものがパイナップルみたいなのでパイナップルパン・・・。

あれ、どこかで似たような話があったような・・・。

はい、日本のメロンパンとまったく同じストーリーですね(笑)

あちこちに似たような食べ物があるものなんですね

今度、メロンパンにバターでも挟んでみようかな・・・カロリーが恐ろしいことになるだろうな・・・

文通という一見料理にはなんの関係もなさそうな趣味も、こうして新しい食文化を知るきっかけになるなんて、面白いなぁと思います。

今日も、Facebookで”ジョージア(グルジア)料理って知ってますか?きっとあなたに新しい料理のアイディアをもたらす助けになるから、見てみて!”とメッセージをくれた方がいました。

紹介してくださったウェブサイトを見ると、確かにとても興味深くて。

その人はプロフィールではモスクワ出身、モスクワ在住となっていたので、なぜジョージア料理をすすめてくださったのかは謎ですが(笑)、こうやっていろんな人が見たこともない土地の料理を教えてくれるのは本当に楽しくて有難いことです。

そして、今の会社に転職したことで、以前よりも少しだけ英語のコミュニケーションが身近になったことで、少しだけ世界との距離が縮まったような気がします。

それは、今の私にとって強みにもなることだと感じています。

せっかく日々英語に翻弄されてもみくちゃにされているので、せめて世界の料理についての見聞を広めるのに役立てたいと思います



Chef's Diary SWEET GARDEN - にほんブログ村

関連記事

文通

0 Comments

Leave a comment