《レシピ》冷製ヨーグルトスープ、ミニきゅうりのスパイスソテー添え★★
ブログの更新がだいぶご無沙汰となってしまいました。
5月からどんどん仕事が忙しくなり、6月・7月とピークだったので、プライベートな時間での余力がまったくなく・・・
8月のホリデーシーズンに入ってようやく少し落ち着いたので、久しぶりに戻ってまいりました
最後の5月の投稿では春野菜のレシピをご紹介していたのに、あっという間に8月も終わろうとしています・・・びっくり

前回の福島県産の春野菜に引き続き、今回もレシピブログの『福島クッキングアンバサダー』として「JA全農福島×レシピブログ」のモニターコラボ広告企画に参加させていただき、福島県産のミニきゅうりとビックリジャンボいんげんをモニタープレゼントとしていただきました。

今回は、そのうちのミニきゅうりを使ったレシピをご紹介したいと思います

合わせるのは、ヨーグルトの冷製スープ。

冷製ヨーグルトスープ、ミニきゅうりのスパイスソテー添え
日本の食文化では、ヨーグルトはデザートという位置づけで使用されることが圧倒的に多いと思いますが、実は私が初めてヨーグルトを食事に使うレシピに出会ったのは、1979年に刊行されたマドモアゼルいくこさんの本の中でのことでした。
以前もこのブログでご紹介したことがありますが、マドモアゼルいくこさんのレシピ本は、私にとって「料理を楽しむ心」を教えてくれたバイブル的な存在です。
刊行当時はまだ生まれてもいませんでしたが、母が持っていたマドモアゼルいくこさんの本を子どものころに手に取り、彼女の世界観に惹かれ、大人になってから復刊した本を自分で買い揃えたのです。
彼女の著作のひとつである『秘密のクッキング』という本に、まさにヨーグルトのスープが掲載されていたのです。
初めてこのスープをつくってみて口にしたときは、それまで当たり前に甘くして食べていたヨーグルトの新しい使い方に出会って、「ヨーグルトはこんな味にもなるんだ」と、馴染みのある食材の新しい一面に料理の面白さを見出しました。
また、今ではスープのとろみづけに生米を使うというのは料理人として当たり前に知っている技法ではありますが、マドモアゼルいくこさんのレシピ本を手に取った当時はそれも初めて学ぶ使い方で、とても新鮮でした。
今回は、当時の私にとって風変りにも思えたマドモアゼルいくこさんの味をベースに、私なりに発展させたレシピになっています。
『秘密のクッキング』はまた廃刊となってしまいましたが、もしどこかで手に取る機会があれば、ぜひヨーグルトのスープを探してみてくださいね
ちなみに今回、ミニきゅうりはソテーしています。
きゅうりは生で食べることが圧倒的に多いのですが、ソテーすると少ししんなりして、お漬物と似たような食感になります。
今回はせっかくのミニきゅうりなので、小さくカットしてしまうのももったいない気がして、本来のサイズ感を活かした盛りつけにしたいと考えていました。
そうはいっても生のまま極力カットせずにサーブするとボリボリかじらなくてはいけなくなってしまい、滑らかな口当たりのスープとはちょっとアンバランスだな・・・ということで、さっと火を通しています。
もし生のままきゅうりをお使いになりたい場合は、小さな角切りにしたり、ごく薄い輪切りにしたりして添えるとよいと思います
今回のレシピの難易度は★2つです。

《材料》4人分
〔ヨーグルトスープ〕
プレーンヨーグルト 150g
玉ねぎ 1/2個
にんにく 2片
無洗米 25g
オリーブ油 大さじ1
塩麹 大さじ1
水 200ml
チキンブイヨンの素 150ml相当分 ※ メーカーによるが、固形1/2個または顆粒小さじ1程度。解説欄参照。
ローリエ 小1枚
ライムリーフ 1枚(なくても可) ※ 解説欄参照
牛乳 80g~
塩・挽きたて白こしょう 適量
〔ミニきゅうりのスパイスソテー〕
福島県産ミニきゅうり 2本
オリーブ油 適量
スパイスブレンド
・ 塩 ひとつまみ
・ 砂糖 ふたつまみ
・ クミンパウダー 小さじ1/4
・ カルダモンパウダー 小さじ1/8
EXVオリーブ油 適量
ディル 適量
ピンクペッパー 少々(なくても可)
《下準備》
◆ 玉ねぎ、にんにくは薄切りにする。
◆ スパイスブレンドの材料をすべて混ぜ合わせる。
《作り方》
〔ヨーグルトスープ〕
① フライパンにオリーブ油をひき、玉ねぎ、にんにく、塩麹を加え、弱火にかけて玉ねぎがしんなりと甘くなるまでじっくりと炒める。
② 無洗米を加えてさっと炒め合わせ、水、チキンブイヨンの素、ローリエ、ライムリーフを加え、蓋をする。沸騰してから15分、弱火で煮込み、火をとめてそのまま粗熱をとる。
③ ローリエとライムリーフを取り除き、ミキサーに移す。ヨーグルトを加え、滑らかになるまで撹拌する。
④ 冷蔵庫でしっかり冷やす。
〔ミニきゅうりのスパイスソテー〕
① ミニきゅうりは縦半分に切り、スパイスブレンドをまぶす。
② フライパンを強火で予熱し、オリーブ油を薄くひく。きゅうりを並べ、少ししんなりするまで両面を焼く。
③ フライパンから取り出し、粗熱をとる。器の大きさに合わせて2、3等分にカットする。
〔仕上げ〕
① ヨーグルトスープに牛乳を加えて濃度を調整し、塩・こしょうで調味する。
② 器にスープを注ぎ入れ、EXVオリーブ油を回しかける。
③ ミニきゅうりのスパイスソテーを乗せ、ディルを散らす。最後にピンクペッパーを指先で軽く潰しながら散らす。

《解説》
◆ 私は自家製の塩麹を使用していますが、市販のものでも構いません。メーカーによって塩分濃度が異なりますので、お好みで量を調整してください。
◆ チキンブイヨンの素は、お使いの商品のパッケージを読んで150mlに相当する分量の素をお使いください。一般的には固形1/2個または顆粒小さじ1程度ですが、商品によって異なる場合もあり、私が使用しているこちらの商品も小さじ1よりやや少なくなります。
◆ ライムリーフは「こぶみかんの葉」とも呼ばれ、名前が示すとおり、柑橘系の香りを持っていて、トムヤムクンなどに使われたりします。省略していただいても構いませんが、もし購入される場合は、ぜひソト・アヤムのレシピにも挑戦してみてください。とってもおすすめです♪
◆ ピンクペッパーは、通常の胡椒とは全く別の植物なので(コショウ科ですらありません)、辛みはなく、独特の香りがあります。淡泊な食材やフルーツなどにも合わせやすく、何よりその可愛らしいピンクの彩りがとてもよいアクセントになるので、おすすめのスパイスのひとつです。
◆ スパイスブレンドの分量に「ひとつまみ」「ふたつまみ」とありますが、「ひとつまみ」とは、親指、人差し指、中指の3本の指でしっかりつまんだ分量のことを指します。これまでたくさんの方に料理を指導してきた経験上、この「ひとつまみ」は一般の方だと量が控えめで本来の分量よりも少なくなってしまっていることが多いです。例えば塩の場合、適正なひとつまみの重さは1gになります。ご自分のひとつまみの量がが合っているか確認してみたい方は、ぜひひとつまみの塩の重さを量って試してみてください

◆ 今回使用している器はこちらです。
まだ残暑が続いていますので、ぜひヨーグルトの酸味とハーブの香りが爽やかなさっぱりとしたスープでリフレッシュしてくださいね

5月からどんどん仕事が忙しくなり、6月・7月とピークだったので、プライベートな時間での余力がまったくなく・・・

8月のホリデーシーズンに入ってようやく少し落ち着いたので、久しぶりに戻ってまいりました

最後の5月の投稿では春野菜のレシピをご紹介していたのに、あっという間に8月も終わろうとしています・・・びっくり


前回の福島県産の春野菜に引き続き、今回もレシピブログの『福島クッキングアンバサダー』として「JA全農福島×レシピブログ」のモニターコラボ広告企画に参加させていただき、福島県産のミニきゅうりとビックリジャンボいんげんをモニタープレゼントとしていただきました。

今回は、そのうちのミニきゅうりを使ったレシピをご紹介したいと思います


合わせるのは、ヨーグルトの冷製スープ。

冷製ヨーグルトスープ、ミニきゅうりのスパイスソテー添え
日本の食文化では、ヨーグルトはデザートという位置づけで使用されることが圧倒的に多いと思いますが、実は私が初めてヨーグルトを食事に使うレシピに出会ったのは、1979年に刊行されたマドモアゼルいくこさんの本の中でのことでした。
以前もこのブログでご紹介したことがありますが、マドモアゼルいくこさんのレシピ本は、私にとって「料理を楽しむ心」を教えてくれたバイブル的な存在です。
刊行当時はまだ生まれてもいませんでしたが、母が持っていたマドモアゼルいくこさんの本を子どものころに手に取り、彼女の世界観に惹かれ、大人になってから復刊した本を自分で買い揃えたのです。
彼女の著作のひとつである『秘密のクッキング』という本に、まさにヨーグルトのスープが掲載されていたのです。
初めてこのスープをつくってみて口にしたときは、それまで当たり前に甘くして食べていたヨーグルトの新しい使い方に出会って、「ヨーグルトはこんな味にもなるんだ」と、馴染みのある食材の新しい一面に料理の面白さを見出しました。
また、今ではスープのとろみづけに生米を使うというのは料理人として当たり前に知っている技法ではありますが、マドモアゼルいくこさんのレシピ本を手に取った当時はそれも初めて学ぶ使い方で、とても新鮮でした。
今回は、当時の私にとって風変りにも思えたマドモアゼルいくこさんの味をベースに、私なりに発展させたレシピになっています。
『秘密のクッキング』はまた廃刊となってしまいましたが、もしどこかで手に取る機会があれば、ぜひヨーグルトのスープを探してみてくださいね

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ちなみに今回、ミニきゅうりはソテーしています。
きゅうりは生で食べることが圧倒的に多いのですが、ソテーすると少ししんなりして、お漬物と似たような食感になります。
今回はせっかくのミニきゅうりなので、小さくカットしてしまうのももったいない気がして、本来のサイズ感を活かした盛りつけにしたいと考えていました。
そうはいっても生のまま極力カットせずにサーブするとボリボリかじらなくてはいけなくなってしまい、滑らかな口当たりのスープとはちょっとアンバランスだな・・・ということで、さっと火を通しています。
もし生のままきゅうりをお使いになりたい場合は、小さな角切りにしたり、ごく薄い輪切りにしたりして添えるとよいと思います

今回のレシピの難易度は★2つです。

《材料》4人分
〔ヨーグルトスープ〕
プレーンヨーグルト 150g
玉ねぎ 1/2個
にんにく 2片
無洗米 25g
オリーブ油 大さじ1
塩麹 大さじ1
水 200ml
チキンブイヨンの素 150ml相当分 ※ メーカーによるが、固形1/2個または顆粒小さじ1程度。解説欄参照。
ローリエ 小1枚
ライムリーフ 1枚(なくても可) ※ 解説欄参照
牛乳 80g~
塩・挽きたて白こしょう 適量
〔ミニきゅうりのスパイスソテー〕
福島県産ミニきゅうり 2本
オリーブ油 適量
スパイスブレンド
・ 塩 ひとつまみ
・ 砂糖 ふたつまみ
・ クミンパウダー 小さじ1/4
・ カルダモンパウダー 小さじ1/8
EXVオリーブ油 適量
ディル 適量
ピンクペッパー 少々(なくても可)
《下準備》
◆ 玉ねぎ、にんにくは薄切りにする。
◆ スパイスブレンドの材料をすべて混ぜ合わせる。
《作り方》
〔ヨーグルトスープ〕
① フライパンにオリーブ油をひき、玉ねぎ、にんにく、塩麹を加え、弱火にかけて玉ねぎがしんなりと甘くなるまでじっくりと炒める。
② 無洗米を加えてさっと炒め合わせ、水、チキンブイヨンの素、ローリエ、ライムリーフを加え、蓋をする。沸騰してから15分、弱火で煮込み、火をとめてそのまま粗熱をとる。
③ ローリエとライムリーフを取り除き、ミキサーに移す。ヨーグルトを加え、滑らかになるまで撹拌する。
④ 冷蔵庫でしっかり冷やす。
〔ミニきゅうりのスパイスソテー〕
① ミニきゅうりは縦半分に切り、スパイスブレンドをまぶす。
② フライパンを強火で予熱し、オリーブ油を薄くひく。きゅうりを並べ、少ししんなりするまで両面を焼く。
③ フライパンから取り出し、粗熱をとる。器の大きさに合わせて2、3等分にカットする。
〔仕上げ〕
① ヨーグルトスープに牛乳を加えて濃度を調整し、塩・こしょうで調味する。
② 器にスープを注ぎ入れ、EXVオリーブ油を回しかける。
③ ミニきゅうりのスパイスソテーを乗せ、ディルを散らす。最後にピンクペッパーを指先で軽く潰しながら散らす。

《解説》
◆ 私は自家製の塩麹を使用していますが、市販のものでも構いません。メーカーによって塩分濃度が異なりますので、お好みで量を調整してください。
◆ チキンブイヨンの素は、お使いの商品のパッケージを読んで150mlに相当する分量の素をお使いください。一般的には固形1/2個または顆粒小さじ1程度ですが、商品によって異なる場合もあり、私が使用しているこちらの商品も小さじ1よりやや少なくなります。
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◆ ライムリーフは「こぶみかんの葉」とも呼ばれ、名前が示すとおり、柑橘系の香りを持っていて、トムヤムクンなどに使われたりします。省略していただいても構いませんが、もし購入される場合は、ぜひソト・アヤムのレシピにも挑戦してみてください。とってもおすすめです♪
リンク
◆ ピンクペッパーは、通常の胡椒とは全く別の植物なので(コショウ科ですらありません)、辛みはなく、独特の香りがあります。淡泊な食材やフルーツなどにも合わせやすく、何よりその可愛らしいピンクの彩りがとてもよいアクセントになるので、おすすめのスパイスのひとつです。
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◆ スパイスブレンドの分量に「ひとつまみ」「ふたつまみ」とありますが、「ひとつまみ」とは、親指、人差し指、中指の3本の指でしっかりつまんだ分量のことを指します。これまでたくさんの方に料理を指導してきた経験上、この「ひとつまみ」は一般の方だと量が控えめで本来の分量よりも少なくなってしまっていることが多いです。例えば塩の場合、適正なひとつまみの重さは1gになります。ご自分のひとつまみの量がが合っているか確認してみたい方は、ぜひひとつまみの塩の重さを量って試してみてください


◆ 今回使用している器はこちらです。
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まだ残暑が続いていますので、ぜひヨーグルトの酸味とハーブの香りが爽やかなさっぱりとしたスープでリフレッシュしてくださいね


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