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《レシピ》抹茶と黒豆のクレープロールケーキ★★

2月6日は「抹茶の日」だったそうです。

ご存知でしたか?

茶道で使用する湯沸かしのための道具「風炉(ふろ)」から語呂合わせで制定されたようです。

そんなことはつゆ知らず、最近よく抹茶のお菓子をつくっていました。

今回は、お正月につくったクレープロールケーキをご紹介させていただきます。

抹茶と黒豆のクレープロールケーキ Green Tea Crepe Swiss Roll

抹茶と黒豆のクレープロールケーキ



実は私は、おせち料理がそれほど好きではなく、黒豆も例外ではありません。


食べられないわけではないのですが、特に好んで食べることもない、という感じです。

しかしながら、毎年正月を迎えると黒豆が登場するわけで・・・

ここはひとつ、私好みのお菓子にしてやろうじゃないか!

ということでつくったのがこのケーキでした。

抹茶と黒豆のクレープロールケーキ Green Tea Crepe Swiss Roll

写真をご覧いただくとおわかりになるように、クレープ生地に抹茶を使用しています。

中心に巻いてあるのは、求肥と黒豆。

でも、このケーキの味のポイントは、クリームです。

「麦焦がし」という食材をご存知ですか?

大麦を炒って挽いた粉状の食材で、「はったい粉」とも呼ばれています。

昔は砂糖を加えてお湯で練り合わせてそのままおやつにしたりしていたそうです。

さすがに私はその世代ではありませんが、それでも、この芳ばしい香りに懐かしさを感じます。

この麦焦がしと漉し餡を合わせたクリームが、抹茶の風味や求肥の食感、黒豆の甘さととてもよく合うんです。

簡単だけれど、金箔を飾ってちょっと上品な和菓子のようにもお召し上がりいただけるので、よかったらつくってみてくださいね。

抹茶と黒豆のクレープロールケーキ Green Tea Crepe Swiss Roll

《材料》ミニロール2本分(約12カット分)

〔抹茶のクレープ生地〕
薄力粉150g 
抹茶8g 
グラニュー糖70g 
塩ひとつまみ 
卵M4個 
牛乳500ml 
無塩バター30g 

〔求肥〕
白玉粉30g 
上白糖30g 
水50g 
片栗粉またはコーンスターチ 

〔麦焦がしクリーム〕
はったい粉15g 
生クリーム200g 
和三盆30g 
漉し餡300g

黒豆
金箔
サラダ油 


《作り方》

〔抹茶のクレープ生地〕
① 薄力粉と抹茶は合わせてふるい、ボウルに入れる。グラニュー糖と塩を加える。泡立て器で中央にくぼみをつくり、卵を割り入れる。中心から卵をほぐし、少しずつ周りの粉を崩すようにして混ぜる。途中で牛乳の一部(100ml程度)を数回に分けて加えて生地を緩めながら、粉気がなくなるまで混ぜる。
② 卵焼き用フライパンにバターを入れて中火にかけ、気泡の音が消え、薄く茶色に色づくまで熱し、①の生地に少しずつ加えてその都度混ぜる。
③ 残りの牛乳(400ml程度)を数回に分けて加え、最後に生地をザルで漉す。
④ ②で使用した卵焼き用フライパンを強火にかけて温め、クレープ生地を入れる(生地の粉は沈殿するので、その都度よく混ぜてすくうこと。)。すぐにフライパンを手首を回しながら傾け、生地を全体に広げる。火を弱火に落とし、焼き色がつくまで少し待つ。
⑤ 生地の端をナッペベラではがし、フライパンにナッペベラを渡し、生地を貼り付けて持ち上げる(動画参照)。
⑥ 生地を裏返してさっと乾かす程度に焼き、まな板などにあける。
⑦ サラダ油をつけたキッチンペーパーで適宜フライパンに油をひきながら、④〜⑥を繰り返して生地の全量を焼く。
⑧ 1枚ずつラップを挟みながら重ねる。乾燥しないようにラップで覆い、完全に冷ます。

〔求肥〕
① 耐熱ボウルに白玉粉、上白糖、水を入れ、泡立て器で溶かし混ぜる。
② ラップをかけ、電子レンジで加熱する(600Wで2分30秒程度)。
③ ゴムベラまたは濡らした木べらでよく練り混ぜる。
④ 片栗粉またはコーンスターチを広げた皿の上に取り出し、一口大にちぎる。乾燥しないようにラップをかけて、完全に冷ます。

〔麦焦がしクリーム〕
① はったい粉、生クリーム、和三盆(固まっている場合はふるう。)をボウルに入れて溶かし混ぜ、6分立て程度まで泡立てる。
② 漉し餡を小さくちぎって加え、泡立て器で漉し餡の塊を潰すようにしながら混ぜる。ほぼ混ざったらゴムベラに持ち替え、クリームの固さを8〜9分立て程度に調整する。

〔仕上げ〕
① クレープ生地を焼き目が下になるように置き、麦焦がしクリームを塗り拡げる。
② 手前に一列に求肥と黒豆を並べ、芯をつくるように小さく巻き、そのまま奥を2cm程度残して巻く。残した部分に新しい生地を重ねておき、同様にクリームを塗り拡げて巻く作業を繰り返す。
③ 合計2本のミニロールをつくり、ラップでくるんで冷蔵庫で半日以上休ませる。
④ クリームが落ち着いたら切り分け、金箔を飾る。




《解説》

◆ 卵焼き用フライパンは、だし巻き卵に使用するフライパンのことです。お手持ちのもので大丈夫ですが、大きさにより、クレープ生地の焼ける枚数が変わりますので、焼けたクレープ生地をすべて使ってロールにしてください。

◆ もし卵焼き用フライパンを新調される方は、フッ素樹脂加工のものよりは、銅製や鉄製のものの方が、本来のだし巻き卵などを作る際にはおすすめです。ちなみに、私が使用しているものはこちらです。

岩鋳 南部鉄 玉子焼

フッ素樹脂加工のものに比べると少し重いですが、熱伝導率がよく、焦げつきもありません。だし巻き卵は、強火で「出汁が蒸発するよりも早く卵に火を通して凝固させる」というのがふわふわのだし巻き卵をつくるコツになるので、熱伝導率が重要なポイントになります。そのため、料理人は銅製や鉄製のものを使用することが多いです。

◆ クレープらしいトラ模様の焼き色を綺麗につけたければ、生地を流し込む前にしっかり熱してください。といってもあまり熱くなりすぎると焦げてしまいますので、しっかり熱したあと、よく濡らした布巾にフライパンの底をジュッとあててから生地を流すと失敗しにくいです。生地を流したら手首を回しながらフライパンを傾けて生地を広げ、流動性がなくなるまで回し続けます(火から離しすぎないように。)。生地が動かなくなったらガス台に置き、火を弱めてしばらく置き、裏返します。

◆ 全工程の動画をご覧になりたい方は、こちらを参考になさってください。材料は多少異なりますが、作業はほぼ同じです。




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