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サーモンのパートフィロ包み、2種のソースで

パート・フィロというものをご存知でしょうか?

「パート」はフランス語で『生地』、「フィロ」はギリシャ語の『葉』に由来します。

ギリシャやアラブが発祥といわれる、小麦粉とトウモロコシの粉で作ったものすご〜く薄い生地で、製菓にも料理にも使われます。

表面に溶かしバターやオリーブ油を塗ってオーブンで焼くとパリパリに焼き上がります。

イメージは、春巻の皮をもっと薄くした感じでしょうか。

そういえば、薄い層が重なった折り込みパイ生地はフランス語でパート・フイユテといいますが、この「フイユテ」も『葉』に由来しています。

こういった薄い生地に『葉』という意味の言葉をつけるのが定石なんでしょうか(笑)

でもたしかに、香ばしく焼き上がった薄い生地がパリンと割れる感じは、落ち葉を踏んだときのイメージと重なります。



今回、パート・フィロを使った料理がこちら。

Phyllo-Wrapped Salmon with Broad Beans and Cheese サーモンのパートフィロ包み

サーモンのパートフィロ包み、2種のソースで


グリーンのソースはほうれん草と菜の花に貝の出汁を加えてピュレにしたものです。

もうひとつはソースオランデーズ。バターと卵黄を乳化させたソースで、よくエッグ・ベネディクトに使用されています。

付け合わせは菜の花、芽キャベツ、そら豆。

Phyllo-Wrapped Salmon with Broad Beans and Cheese サーモンのパートフィロ包み

あれ、この食材の組み合わせ、どこかで見た覚えが・・・?

そうです、先日の投稿とほぼ同じ。

Salmon Mi-Cuit with Green Sauce サーモンのミキュイ、グリーンソース

なぜなら、このサーモンのミキュイを作ったときの切れ端が勿体なくて急遽余り食材でもう一品つくったのが今回の一皿だったからなのです(笑)

ということで、ほぼ同じ食材でも、ちょっと出し方を変えるだけで、全然違う一皿になりますよ♪というご紹介でした



ちなみに、フィロの中には、切れ端のサーモン・クリームチーズ・そら豆を、塩麹とEXVオリーブ油でマリネしたものが入っています。

Phyllo-Wrapped Salmon with Broad Beans and Cheese サーモンのパートフィロ包み

パート・フィロはスーパーなどで手に入れることは難しいですが、通販で購入すれば冷凍保存が可能です。

乾燥には少し注意が必要ですが、パイ生地のようにバターが溶け出したりする心配がなく、とても扱いやすいので便利です。






同じ食材でも、調理法や盛りつけ方が違うとまったく印象が異なる一皿になるからこそ、そこにつくり手の想いや遊び心、テクニックが表れる。

これも料理の面白さのひとつですね。



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