《レシピ》自家製セミドライトマトのオリーブ油漬け★
今週末は金曜日と週明けの月曜日に休暇を取得したので、4連休です。
コロナの新規感染者数が大分落ち着いてきたとはいえ、できる限り外出を控えた方がいい状況は変わらないので、相変わらず家でのんびり過ごしています。
そんな中、ちょっぴり嬉しい出来事がありました。
以前、こちらのブログでも何度か書いたことがありますが、私はもう10年以上文通を続けています。
主に国内の方との文通ですが、海外の方も数名いらっしゃいます。
今の仕事が決まってから、何とか自分の英語スキルを向上させるため、文通だけではなく、海外の交流サイトを通してメッセージのやりとりをさせていただく機会も増えました。
私自身はオンラインの交流より手紙やポストカードでの交流の方が断然好きなのですが、交流サイトではやはりオンライン上の交流を好む方が多いです。
そんな中で、3月くらいにとあるオーストラリア出身の男性と知り合い、お相手の方もたまたまポストカードがお好きだったので、文通をさせていただくことになりました。
最初の一通目を先に送ってくださるとのことで、住所をお伝えして、「送ったよー
」というメッセージをいただいてから数週間。
なかなか届かないなー、郵便にもコロナの影響が出ているのかなー・・・なんてやりとりしながら、4週間、5週間・・・。
それにしても遅いなぁ・・・。
6週間、7週間・・・。
これはもしや・・・もう届かないのでは・・・?!
と思ったところに、ようやく届きましたーーーーー!!
約2ヶ月が経過して、正直、もう半ば諦めていました。
国内でもたまに郵便が紛失してしまうことはありますが、海外だと割とよくあるので・・・。
まぁ個人的には、海外の方の字はなかなか癖が強いことが多いので、それもあって届けられないこともあるのかな、と思いますが、こちらから送った郵便物が届かないこともそこまで珍しことではありません。
勝手に封を開けられてしまっていた、とか、違うところに届けられてしまう、とか、そういう話は文通相手の方からも何度か耳にしたことがありました。
とにもかくにも、やや諦めモードに入っていたところで、ようやく届いたポストカード。
それはそれは嬉しくて、「ああ、この感じ、久しぶりだなー
」と、文通を始めたばかりのころのドキドキ感を思い出しました。


消印は3月23日
さっそく、お返事を書いて送りたいと思います

さて、今回は、ご自宅でとっても簡単にできる保存食、セミドライトマトをご紹介します。
市販のドライトマトには、大きく分けて2種類あります。
ひとつは、カラカラに乾いたハードタイプのドライトマト。
もうひとつは、オイル漬けになったソフトタイプのセミドライトマト。
保存性は前者の方が良いですが、味や食感は後者の方が断然おすすめです。
イタリア食材の品揃えがいいお店ならば置いていますし、 KALDIなどの輸入食材店でもよく見かけます。
ですが、セミドライトマトは、買わなくても、ご自宅でつくることができます。
ポイントは、ミニトマトをつかうこと。
日本の一般的な大きいトマトは生食用なので、瑞々しいぶん、加熱には向きません。
よくあるトマト缶のトマトや、既製品のドライトマトなどに使われているのは加熱用のトマトで、ゼリー状の部分が少なく、果肉がしっかりしています。
日本の大きいトマトをソースにすると、よっぽど煮詰めない限り水っぽい仕上がりになってしまうのです。
ドライトマトも同じで、日本の大きいトマトでつくる場合、ゼリー状の部分を取り除いて乾燥させないと、きちんとしたドライトマトにはなりませんが、生食用のトマトはそのゼリー状の部分が多いので、全体の重量の割にドライトマトにできる部分が少ないのです。
でも、ミニトマトであれば、ゼリー状の部分が少ないので、そのまま乾燥させてドライトマトをつくることができるのです。
作業はとっても簡単ですので、難易度は★1つです。

自家製セミドライトマトのオリーブ油漬け
《材料》
ミニトマト 1パック
塩
にんにく 1/2片程度
ハーブ(タイム、ローズマリー、ディル、バジルなど)
EXVオリーブ油
《作り方》
① ミニトマトを洗い、ヘタをとり、横半分に切る。
② 天板にシルパンまたはオーブンペーパーを敷き、トマトの断面を上にして並べ、全体に軽く塩を振る。
③ オーブンに入れ、120℃に設定し、2時間乾燥させる。
④ トマトを触ってみて、乾いているけれど柔らかさが残っている程度 になっていればOK。もしゼリー状の部分がまだ残っていて水っぽいようであれば、オーブンの温度を100℃に下げ、さらに30~60分程度乾燥させる。
⑤ そのまま粗熱をとりながら乾燥させ、完全に冷めたら清潔な瓶や食品用のジッパーバッグなどに入れる。
⑥ にんにくを薄切りにし、ハーブとともに⑤に加え、トマトが浸る程度のEXVオリーブ油を注ぎ入れる。

《解説》
◆ このセミドライトマトを使ったきのこのケークサレや鶏とハーブのテリーヌなども参考にしてみてください♪
◆ ミニトマトは、特別美味しいものでなくても、安いトマトで十分です。水分を飛ばして濃縮されることによって、甘みも風味もぐっと強くなり、美味しくいただくことができます。
◆ シルパンはメッシュタイプのベーキングマットです。加熱中に蒸気がメッシュから逃げていくので、通常のシルパットやオーブンペーパーよりも効率的にトマトを乾燥させることができます。
◆ オーブンの予熱は必要ありません。じっくり乾かすものなので、むしろトマトをオーブンに入れてから温度を設定し、庫内を設定温度まで温めている間もついでに加熱すると効率的です。
◆ 乾燥時間は、トマトの大きさやゼリー状の部分がどのくらい多いかなどにもよるので、個体差が生じます。また、一度に乾燥させる量が多いと、その分オーブン庫内の湿度も高くなるので、時間がかかります。
◆ ドライトマトにしてから1~2週間程度の間に使用するのであれば、少し水っぽい部分が残っている甘めの乾燥でも問題ありません。1ヶ月以上保存したいのであれば、少ししっかりめに乾燥させた方がよいです。
◆ 瓶に保存する場合は、煮沸食毒をするなど、清潔な状態のものを使用するようにしてください。食品用のジッパーバッグは、100円ショップなどでも販売されています。
◆ ハーブはお好みのもので大丈夫です。1種類だけでも、数種類組み合わせてもいいですし、お手元にない場合にはにんにくだけでも。ただ、フレッシュのハーブは長く保存していると傷んでくることが多いので、ある程度漬け込んだら、取り出してしまった方がよいかと思います。
◆ セミドライトマトは、オイル系パスタのトッピングにしたり、ケークサレのフィリングにしたり、トーストに乗せても美味しいです。
◆ 漬け込んだオイルも、加熱による傷みがないため、そのままいろいろなものに使えますので、パスタを作る際などに活用してください。

コロナの新規感染者数が大分落ち着いてきたとはいえ、できる限り外出を控えた方がいい状況は変わらないので、相変わらず家でのんびり過ごしています。
そんな中、ちょっぴり嬉しい出来事がありました。
以前、こちらのブログでも何度か書いたことがありますが、私はもう10年以上文通を続けています。
主に国内の方との文通ですが、海外の方も数名いらっしゃいます。
今の仕事が決まってから、何とか自分の英語スキルを向上させるため、文通だけではなく、海外の交流サイトを通してメッセージのやりとりをさせていただく機会も増えました。
私自身はオンラインの交流より手紙やポストカードでの交流の方が断然好きなのですが、交流サイトではやはりオンライン上の交流を好む方が多いです。
そんな中で、3月くらいにとあるオーストラリア出身の男性と知り合い、お相手の方もたまたまポストカードがお好きだったので、文通をさせていただくことになりました。
最初の一通目を先に送ってくださるとのことで、住所をお伝えして、「送ったよー

なかなか届かないなー、郵便にもコロナの影響が出ているのかなー・・・なんてやりとりしながら、4週間、5週間・・・。
それにしても遅いなぁ・・・。
6週間、7週間・・・。
これはもしや・・・もう届かないのでは・・・?!
と思ったところに、ようやく届きましたーーーーー!!
約2ヶ月が経過して、正直、もう半ば諦めていました。
国内でもたまに郵便が紛失してしまうことはありますが、海外だと割とよくあるので・・・。
まぁ個人的には、海外の方の字はなかなか癖が強いことが多いので、それもあって届けられないこともあるのかな、と思いますが、こちらから送った郵便物が届かないこともそこまで珍しことではありません。
勝手に封を開けられてしまっていた、とか、違うところに届けられてしまう、とか、そういう話は文通相手の方からも何度か耳にしたことがありました。
とにもかくにも、やや諦めモードに入っていたところで、ようやく届いたポストカード。
それはそれは嬉しくて、「ああ、この感じ、久しぶりだなー




消印は3月23日
さっそく、お返事を書いて送りたいと思います


さて、今回は、ご自宅でとっても簡単にできる保存食、セミドライトマトをご紹介します。
市販のドライトマトには、大きく分けて2種類あります。
ひとつは、カラカラに乾いたハードタイプのドライトマト。
もうひとつは、オイル漬けになったソフトタイプのセミドライトマト。
保存性は前者の方が良いですが、味や食感は後者の方が断然おすすめです。
イタリア食材の品揃えがいいお店ならば置いていますし、 KALDIなどの輸入食材店でもよく見かけます。
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ですが、セミドライトマトは、買わなくても、ご自宅でつくることができます。
ポイントは、ミニトマトをつかうこと。
日本の一般的な大きいトマトは生食用なので、瑞々しいぶん、加熱には向きません。
よくあるトマト缶のトマトや、既製品のドライトマトなどに使われているのは加熱用のトマトで、ゼリー状の部分が少なく、果肉がしっかりしています。
日本の大きいトマトをソースにすると、よっぽど煮詰めない限り水っぽい仕上がりになってしまうのです。
ドライトマトも同じで、日本の大きいトマトでつくる場合、ゼリー状の部分を取り除いて乾燥させないと、きちんとしたドライトマトにはなりませんが、生食用のトマトはそのゼリー状の部分が多いので、全体の重量の割にドライトマトにできる部分が少ないのです。
でも、ミニトマトであれば、ゼリー状の部分が少ないので、そのまま乾燥させてドライトマトをつくることができるのです。
作業はとっても簡単ですので、難易度は★1つです。

自家製セミドライトマトのオリーブ油漬け
《材料》
ミニトマト 1パック
塩
にんにく 1/2片程度
ハーブ(タイム、ローズマリー、ディル、バジルなど)
EXVオリーブ油
《作り方》
① ミニトマトを洗い、ヘタをとり、横半分に切る。
② 天板にシルパンまたはオーブンペーパーを敷き、トマトの断面を上にして並べ、全体に軽く塩を振る。
③ オーブンに入れ、120℃に設定し、2時間乾燥させる。
④ トマトを触ってみて、乾いているけれど柔らかさが残っている程度 になっていればOK。もしゼリー状の部分がまだ残っていて水っぽいようであれば、オーブンの温度を100℃に下げ、さらに30~60分程度乾燥させる。
⑤ そのまま粗熱をとりながら乾燥させ、完全に冷めたら清潔な瓶や食品用のジッパーバッグなどに入れる。
⑥ にんにくを薄切りにし、ハーブとともに⑤に加え、トマトが浸る程度のEXVオリーブ油を注ぎ入れる。

《解説》
◆ このセミドライトマトを使ったきのこのケークサレや鶏とハーブのテリーヌなども参考にしてみてください♪
◆ ミニトマトは、特別美味しいものでなくても、安いトマトで十分です。水分を飛ばして濃縮されることによって、甘みも風味もぐっと強くなり、美味しくいただくことができます。
◆ シルパンはメッシュタイプのベーキングマットです。加熱中に蒸気がメッシュから逃げていくので、通常のシルパットやオーブンペーパーよりも効率的にトマトを乾燥させることができます。
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◆ オーブンの予熱は必要ありません。じっくり乾かすものなので、むしろトマトをオーブンに入れてから温度を設定し、庫内を設定温度まで温めている間もついでに加熱すると効率的です。
◆ 乾燥時間は、トマトの大きさやゼリー状の部分がどのくらい多いかなどにもよるので、個体差が生じます。また、一度に乾燥させる量が多いと、その分オーブン庫内の湿度も高くなるので、時間がかかります。
◆ ドライトマトにしてから1~2週間程度の間に使用するのであれば、少し水っぽい部分が残っている甘めの乾燥でも問題ありません。1ヶ月以上保存したいのであれば、少ししっかりめに乾燥させた方がよいです。
◆ 瓶に保存する場合は、煮沸食毒をするなど、清潔な状態のものを使用するようにしてください。食品用のジッパーバッグは、100円ショップなどでも販売されています。
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◆ ハーブはお好みのもので大丈夫です。1種類だけでも、数種類組み合わせてもいいですし、お手元にない場合にはにんにくだけでも。ただ、フレッシュのハーブは長く保存していると傷んでくることが多いので、ある程度漬け込んだら、取り出してしまった方がよいかと思います。
◆ セミドライトマトは、オイル系パスタのトッピングにしたり、ケークサレのフィリングにしたり、トーストに乗せても美味しいです。
◆ 漬け込んだオイルも、加熱による傷みがないため、そのままいろいろなものに使えますので、パスタを作る際などに活用してください。

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